麻雀打ちの頁/雀のお宿

記憶の牌姿-03。闘牌記録、憶えておきたい牌姿、遭遇した役満や珍しい局面、街の雀荘で見かけた印象的な手牌や打ち廻し。自分のだけでなく、他人の手牌も勝手に記録してます。

記憶の牌姿-03

記憶の牌姿-03

1999.01.16 ~ 1999.02.14

広告

【1999.01.16】ゆず:百貫

 木村名人の訃報を聞き追悼の意味を込めて卓に付いたが、最初の半荘二回は一度も和了れす、トップもようやく五半荘目で、それも小さな奴、という、かなりどうしようもない一日だった。
 この日はトータルでも悲惨な結果になった。今年はこの『ゆず』では完敗だ。

 四回目の半荘、東場二局西家、ドラは忘れた(^_^;)
 自風&場風(東場でも西風が吹いている)の西を一鳴きして、六巡目に聴牌。

七索八索南南北北北白白白 ポン西西横西

 アタキの捨て牌は、混一色というよりも対々和風味な感じ。
 六索が、対面のナガヨシさんから出たけど見逃し。九索なら和了ってた筈。
 二順後に東をツモって、打八索で、聴牌崩した途端に下家のサネちゃんが南をツモ切り。ポン!

東北北北白白白 ポン西西横西 ポン南南南横

 東は、1枚、親が捨てている。
 で、結局、流局。
 一枚は王牌に眠っており、もう一枚は親のナガヨシさんが掴んでオリた。テメー、親なんだから、死ぬなよー。…死ぬわなぁ。

【1999.01.25】光:百貫

 知った面子ばかりの卓になった。
 出親の上家は元クラブ経営者のセイちゃん、下家は2週間に一度海を渡って囲みにくるユウちゃん、対面はモヒカン崩れのタナカちゃんだ(「ちゃん」付けで呼んでるけど全員、アタキより年上だゼ)。

 東の一局は、タナカちゃんのリーチを南家のアタキが 2600 点で蹴って、次局、アタキの親番。

伍萬赤伍萬七萬七萬七萬二索二索二索六索六索六索西西 (ドラ九萬

 七巡目にこの形になって、二巡ツモ切り続けてリーチした。
 途中で二索をツモってカンしたのが良かった。上家のセイちゃんが二索五索待ちの手でリーチしなかった途端に、アタキが五索を持ってきたらしい。
 16巡目にやっと伍萬ツモで16000オール。

 アタキの捨牌がゴツゴツしていたのと、ツモ切りを二巡続けたせいで、タナカちゃんが西を止めてくれた。アンリガトー!
 だけど、この半荘、マルAじゃなかったのがチト残念 (-_-;;;

【1999.02.01】ゆず:百貫(伊藤ちゃんの代走)

 本当に打つつもりはなくって、飯食ったらスグに帰るつもりだったのだが、伊藤ちゃんに代走を頼まれたのだ。 鍋焼きうどんを食べる合間のほんの一、二局。
 伊藤ちゃんは、アタキの高校の先輩にあたる人なので断わるわけにはいかない。 先輩ったって、二十歳近くも年令が離れていると、高校の先輩というよりは人生の先輩だ。 伊藤ちゃんの目にはアタキみたいな若造はどんな風に写ってるんだろう。

一萬二萬三萬六萬七萬八萬九萬九萬一筒一筒五索六索七索 (ドラ一筒

 八巡目にこの形で聴牌して、次巡スグに伍萬を引いてきた。引いたのが七萬だったらリーチのつもりだったけどこれならダマだ。
 対面の親からリーチがかかった。都合良く親の捨て牌には一萬七萬が蒔いてある。
 だけど最後まで誰も振ってくれずに、17巡目で四筒を掴まされ、オリ。河底一歩前に親がツモ切った牌が四萬。 うっ~、この伊藤ちゃんはツイテない。

 親は案の定、一筒四筒待ちだったのだけど、伊藤ちゃんの一言がチョットだけ嬉しかった。
 アタキに「センパイ、さすがですねぇ」。テレテレ。
 代走じゃなかったら、双ポンでもリーチしてた、なんて事は口が裂けても言えない。

【1999.02.01】ゆず:ナガヨシさん

 囲みに来たわけじゃない。近くで買い物したついでに寄っただけだ。
 再来軒のチャーハンは具沢山でとても旨い。食いながら覗いていた、ナガヨシさんの手牌、ラス前の北家。トップの東家とは2000点ちょっとの差だ。
 親は中をポンしてる。
 九巡目に、

四筒六筒八筒八筒八筒八筒二萬三萬四萬伍萬六萬六索七索 ツモ四筒 (ドラ六萬

 アタキならノータイムで暗槓だけど、ナガヨシさんは六筒を外しただけだ。
 ん~、負けてんだから攻めた方がイイと思うんだけどなぁ。
 結果は三巡後に一萬をツモって、八筒暗槓。 嶺上にいたのが赤五索
 槓ドラが乗って満貫だったから同じだったけど、やっぱ、負けてんだから、あそこは暗槓の一手だったと思うがなぁ。

【1999.02.13】葵:百貫

 長いことやってると色んなことがある。
 麻雀じゃない遊びでイヤっていうほど大負けした後、せめて半分でもってつもりで卓に付いた。
 東二局、アタキの親番で。

二筒三筒四筒三萬四萬四萬伍萬六萬七萬七萬七萬七萬七索八索 (ドラ四萬

 だはははは、何とココからアタキは、打八索
 河に牌を置く寸前、コンマ02秒くらいに、アチャ!って気付いたけど止まらなかった。慣性の法則だ。
 この瞬間、頭をよぎったのは「この失敗、記憶の牌姿に書こう」ってことだ(笑)。
 う、ううう~、案の定、六索はボロボロ出るは、自分でも九索持ってくるは、で、恥ずかしかった。
 だけど結果はというと、三萬が重なって、聴牌だけでもイイかって思ってたら、上家さんが終局間際の17巡目にドラを捨ててくれた。 アタキの捨て牌、萬子がメチャ高かったのにねぇ。ごちそうさま。

【1999.02.14】マドンナ:百貫

 国士無双を一度も和了ってないのが、そもそも今年の成績の原因なんだ。ってわけで、マドンナでは今年初の役満。
 オーラス、三本場、親の野口っちゃんが、断ラスから這い上がってきて、もうひとアガリで逆転トップだ。野口っちゃんはメンバーさんになって勝率が高くなって嬉しい。
 現在のトップは北家で、南家のアタキは、満貫和了れば浮きになる状況。

 配牌八種だったんで、迷う事なく一直線。六巡目に以下の手牌。

東西北一萬二萬一筒四筒八筒九筒一索九索白發中 (ドラ七筒

 野口っちゃんが伍萬を切ったばかりでアタキは打、二萬。 一瞬、しまったと思ったけど後の祭り。
 次巡、案の定、立直がかかったけど、もうブンブン。ドラ筋の四筒も、ドラまたぎの八筒も全部勝負。
 最終的には南九萬も持ってきて十三門張になったんだけど、ツモれずに野口っちゃんが放銃。
 ツモならマルAだったんだけどね。
 Bトップってーのが残念だぁ!って言ったら、ヘッドロックをかけられた。

広告

ピックアップ頁