【2001.07.07】ゆず:百貫
四暗刻はとても簡単な役満で、こんなのを役満なんて呼ぶと他の役満に悪いだろうなんて考えから(笑)、あまりココでは取り上げてはいないのだけど、この日は短時間の内に立続けに四暗刻モードが襲ってきた。
東場一局に古賀さんが親満を北家のキタさんから出和了りして一本場をサトウちゃんが蹴って、二局のアタキの親番。
九巡目にリーチしたアタキの手牌。
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十二巡目にアタキが切った
を対面のキタさんがポンして、打
。
を仕掛けていた古賀さんが、それを見送り、アタキのツモ牌は
。
16000通しでマルエーだ。
それから三半荘後の南場のアタキの親番。
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(ドラ
)
十巡目にようやく聴牌して、次順に持ってきたのが
。
また、親で役満かよ~っ。しかも、さっきと同じ
でOKだゼイなんて思ってリーチした。
そしてあろうことか、ブンブンのキタさんが強く切った
に、何か少しの反応をしてしまったらしい。
「なんな、なんな~?」
「
に、今、ヘンな反応したなぁ」
こいつら、他の雀荘では誰も気付かないような些細なサインに敏感過ぎるのでキライだ。
でも大丈夫、アタキが欲しいのは
なんだから。
で、残念ながら流局。
ドラの
はキタさんが二枚、頼みの
は下家のヤマちゃんが二枚持ってた。残念。
なかなか良い調子が続いていた時のキタさんの一言。
「ホラホラ、対面はツかせたら朝まで、うらめしかっちゃが」
アタキの勝ち方が「うらめしい」らしく、それが朝まで続くらしい。うん、嬉しい。
その後で松本さんが言ったのが、
「でも、もっちゃんは、モロいよ」
で、そろそろ切り上げようと思った半荘。今度は親番じゃなかったけど。
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ダントツ状態の古賀さんが連荘していて、ヤマちゃんから
が出てきた。
アタキの後ろで観戦していた松本さんの目を意識したわけじゃないけど、この手は古賀さんからの直撃でない限り、出和了りするつもりはまったくなかったので、見逃し。
二巡後に、ツモ
。
アタキは当然のように、カンした。
すると
がモロ乗り。
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カン![]()
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(新ドラ
)
ヤマちゃんもキタさんもブーブー言いながら、キタさんが捨てたのが
。
はカンドラ表示牌なんで少し迷いながらもツモ切りを続けたのが良かった。
キタさんが、
を放銃。
またまた、
なわけで、この放銃でドボンのキタさんは店にアウトをして席を立ってしまった。
たまには、こんな日もイイものだ(笑)。
「ツモった牌でない暗槓の場合は、その近辺の牌は危険だ」セオリー通りなんである。

は残っているけど、
も
も三枚が見えている。
を素直にツモ切りできるような体質にはなっていないのが中年麻雀打ちの悲しい性でもある。