【2000.02.03】寿会館:百貫
大好きな流し満貫。どうせやるなら、この店に限る。
ここでは役満扱いなんだ。
はい、もう八巡目から意識してましたゼ。
記憶の牌姿-07。闘牌記録、憶えておきたい牌姿、遭遇した役満や珍しい局面、街の雀荘で見かけた印象的な手牌や打ち廻し。自分のだけでなく、他人の手牌も勝手に記録してます。
大好きな流し満貫。どうせやるなら、この店に限る。
ここでは役満扱いなんだ。
はい、もう八巡目から意識してましたゼ。
オーラスの親の和了り止めやノー聴終了なんてルールはなく、とにかく親以外の誰かが和了るか、誰かがドボンするまで続行するのでこんなことが起こったって不思議じゃないけど、店長の松本さんは「いや、こんなの初めてだ」と言った。
ラス前からの連荘が続いて三本場で、対面の親になった。
北家の一人浮きで、南家は配給原点、西家のアタキは三万点に1800点程足りない「長男」状態。親は誰かに満貫ツモられたらトビだ。
それでそれで、流局が嘘みたいに続いて、ナンと十一本場で親が和了り、今度は親の一人浮き状態になった。この時の収入は、供託されていたリーチ棒と本場だけで、計31500点!
最終的には、十四本場まで進み、親がリーチ一発で双ポンのドラをツモり和了りアタキ以外の二人が同時ドボンでチャンチャン。
途中、何度も和了りさえすればトップだったのに機の逃したアタキもアタキだが、下家のタクシー運転手はもっと悲惨な結果に終わった。ああ、可哀想。
立て続けに一軒のクラブで役満を和了ると目立ってしょうがない(笑)。
親で大三元ツモ。
上家の古賀さんは、アタキの後ろから覗いていたギャラリーのナガヨシさんの動きを見て、イトーさんの立直に「リーチに振り込んだ方が安そうやねぇ」。
ん~、今年このクラブで三回目の役満だが、三回ともナガヨシさんが卓の回りでウロウロしている時だ。
フリー雀荘なのに、なぜかやってる内にレートが変わってしまって、バクチレートになった時の同卓の二人(他の一人はオーナーのタケダさん)は、誰がどう見てもそのスジの人で、しかも全然知らない系の組織に属しているらしく、アタキは抜けるタイミングが来ないものかとずっと気にしてた。
ドボン、二着、二着、ドベ、の後にようやく二連勝して一息ついた、バクチレートになって五半荘目。
東場三局、アタキの親番で、北家がリーチ。ドラはでこんな河。
リーチがかかった時点で、アタキも闇聴してた。
二巡後にを持って来たアタキは、を切って、追い掛けリーチ。
わぁ、何やってんだ、闇のままだろう、フツー!
まぁ、こんな失敗したってどうにかなるのが麻雀ってもんだ(笑)。アタキは一発でをツモり、裏ドラがで親倍。
ナンと、下家はを使った七対子で、これも単騎で、もしアタキのリーチが無かったら西家の坊主頭がツモ切りで振り込んでいたらしく、なんてラッキーなミス。
この三連勝の後は浮いたり沈んだりを繰り返し、とんでもない収入にはなったが事務所では居眠りを続けた一日だった。
せっかく東京にいるのだからと、カズさんに連絡したら「いつでもやってるからどうぞ」。三鷹駅の近くの雀荘で二卓を占有して、極悪サンマは行われていた。
何が『極悪』かと言うと、このメンバーのサンマは点棒なんか使わずに千円札、壱万円札がポンポンと行き交い、それも半荘単位じゃなく、一局単位でお金が宙を舞い、基本的には誰かがマイッタ状態になるまで延々とダラダラと続けられる(言い換えるとヤメられない)システムなのだった。
和了りの点数を競うのではなく、和了りの回数が勝負を決するので、迷彩なんて小技は全く通用しないのだけど、そこはそれ、アタキなんてカラダに染み付いてるもんだから簡単には修正できない。
こんな捨牌でリーチをかけたアタキの待ちは、。
ツモりはしたけど、その手を開けるのがメチャ恥ずかしかった。
皆、やさしいので、ほほえましそうな顔をしてたけど、本当に恥ずかしかったゼ。
久しぶりに顔を出すと、転勤してた店長が戻って来てた。
チト体調がすぐれない時は、ここくらいのレートが丁度イイ。勝っても負けても後を引かないし、長時間やるレートでないので、スグに切り上げられる。
半荘六回で、国士無双と四暗刻が出ました。
たいした事じゃナイけど、まぁ、皆にアップすると約束したので、一応メモ。
オーラス、一人浮きのコーちゃんが、それまでラスだったアタキに満貫を振り込んでコウ助と古賀さんの『同点』&『ウマ無し』トップになった。
…チャンチャン。
隠していたらチェックが入ったので、仕方ないがアップしておこう。
一週間で三回も役満に振り込みました。はい、そうです、アタキが放銃しました。
ゆずで、古賀さんに、大三元、放銃。
和で、歩さんに、四暗刻、放銃。
ゆずで、松本さんに、国士無双、放銃。
…、あ~あ。
南家の親番。とにかく連荘したい局面。五巡目
(ドラ)
こんなもん、考えてる場面じゃない。ノータイムで、打。
次巡のツモが、で、仕方なく、打。
一番待ちたくなかったトコだったが、聴牌なんでしょうがない。
以降のツモが、。
トホホ。
後ろで守口さんと古賀さんが見てたが、二人とも笑ってた。
ああ、もうこの店ではほとんど負けない。日のトータルでなら、もう十日以上勝ちっ放しだ。
東三局。前回にインパチ、ツモってイケイケ状態の二本場。
(ドラ)
手拍子で、打。
それを見て、下家の部長が、と落としてきた。
ん~、どうせは切らんと決めてたもんね。
数巡後にを引っ張って、同順に上家から出和了り。
後ろで見てたメンバーが、ふ~むと頷いてたけど、あそこでなんかを持ってきてたら、どうなってたのかチト不安(笑)。
東二局、親番。こんな好配牌。
(ドラ)
ここに立て続けに、とツモって聴牌。
何も躊躇う場面じゃない、即リー!
この、親の三巡目リーチに対して、対面がイキナリ暗槓。
そして次巡に暗槓。ガビ~ン!
挙げ句の果てには、アタキが雀頭にしているを持って来て、対面の倍満(チンイツ、赤、ドラドラ)に放銃。
ん~、ダマにしておく理由は無かったよなぁ。