麻雀打ちの頁/雀のお宿

麻雀で使う専門用語の解説と能書きのあれこれ。フリー雀荘で使われる言葉を中心に、初心者は覚える必要のない多くの用語を集めて解説しています。麻雀打ちのための用語集「た」ではじまる麻雀用語

麻雀用語辞典

「た」ではじまる麻雀用語

この頁には、55 項目ある

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たーぱい【多牌】基本的な用語

和了ってもいないのに、手牌が13枚よりも多くある状態。
通常は、間違って多くツモってしまったか、捨てるのを忘れたか、不正な行為の結果のいずれか。
まれに「たはい」と称することも。

⇔ 少牌

たいいくかいけい【体育会系】ゲームの進行

他家からリーチがかかるまでは他人の手なんておかまいなしに自分の手だけを進め、聴牌したら必ずリーチする打ち手。他家に先行されたら徹底的にオリ、回し打ちなんて考えない。
迫力はあるが、ダマ聴に弱い。また、チーするのも苦手。

この説明は間違っているかもしれん。
他の用法や用例があれば、情報、求む。

だいいちひんと【第一ヒント】諺や言い回し

リーチの待ち牌を読むためのヒント。
リーチ宣言者自らが口にすることが多い。

だけど、第二ヒントがあることはマレだ。

「第一ヒント、親。第一ヒント、南場のラス親。第一ヒント、ドボン間近。」
♥笠井さん、情報ありがとゥ

だいうち【代打ち】人物/その他

誰かの代わりに打つこと。もしくはそれを専門にしている打ち手。

「代走」と言う場合は一般的に広い意味で使われるが、「代打ち」というと非合法な場所で大きなレートでの勝負を指すような語感がある。五十円の雀荘で、トイレの間、メンバーさんに席に付いてもらうことを「代打ち」とは呼ばない。

「二十年間、代打ちで無敗の打ち手」
代走

たいかい【大会】雀荘システム

店の主催にせよ、フリー客が勝手に催したものであるにせよ、大会となると雰囲気が盛り上がる。
得点表を貼り出したり、大きな声でルールの確認をしたり、トロフィーが飾ってあったり、表彰の時なんかはウキウキしてくるものだ。

だいこくちょう【大国町】諺や言い回し

誰かの「南場の次は?」との問いへの答え。
大阪ローカルなネタ。御堂筋線の「難波」の次の駅。

だいそう【代走】人物/その他

実際に金銭をやり取りする人の代わりに打つこと。代打ち。

≡ 代打ち

だいそう【代走】雀荘システム

少し席を離れた人の代わりに打つこと。

配牌を取るだけなら代走とは言わない。

「メンバーさん、代走お願いします」
≡ ピンチ
⇔ 本走

たいほ【逮捕】諺や言い回し

早いリーチや見え見えの一色手に向かってブンブン危険牌を通してくる相手の牌がようやくロン牌になること。
同様の言い方に「捕獲」「拉致」など。

「その三筒は逮捕します。」

だいまる【大丸】グッズの呼称

一筒のこと。

お月様

だいや【ダイヤ】グッズの呼称

ダイヤモンドの略。

ダイヤモンド

だいやもんど【ダイヤモンド】グッズの呼称

白赤のこと。
別名、白ポッチ。

見たことないとピンとこないかもしれないけど、白ポッチの真ん中が赤丸じゃなく、ダイヤモンドのように大きなピカピカと光るガラスが埋め込まれている牌があるんだ。だから、ダイヤモンド。
用具メーカーによると、九州では多く採用されている、との弁。

白ポッチ

たうえ【田植え】諺や言い回し

捨て牌を前に置いて、切るのかと思うと、それを引っ込める動作。
出したり引っ込めたりする動作が田植えに似ている。

アタキ自身はこの言葉、実際に聞いたことはないのだが、投稿していただいた説明文を読んで、妙に納得したので追加した。
最近のヒットだ。

「田植えはイカンぞ!」
♥kgさん、情報ありがとゥ

たかめ【高目】戦術戦略理論

複数種類ある有効牌(場合によっては和了り牌)の内の点数が高い方の牌。
「高目に取る」という使い方の場合は、高くなる可能性を伸ばすように手を進めること。

二筒五筒待ちの時に、五筒がドラで二筒で三色同順で五筒が裏ドラの場合の最高の高目はただの五筒じゃなく、五筒赤なのだ。

「高目で逆転」
⇔ 安目

たくぐみ【卓組/卓組み】基本的な用語

複数卓で大会を行う際に、誰がどの卓にどういう順番で座すかを決めること。あるいは決められた状態。

たくそう【卓掃】雀荘システム

麻雀卓を掃除すること。たまに「セットする」と同義。

当然、客が付いていない間に掃除する。
卓上マットだけでなく、卓の内部や点数箱、牌や点棒も拭き上げ、スグに利用できる状態にすること。

たくだい【卓代】雀荘システム

貸卓の料金。通常1時間いくら、と決められている。

1卓1時間いくら、と定めているのが基本。この上限は法律(風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律)で厳密に決められている。
6時間以上は一定、なんて決めている場合もあるね。もちろん、セット卓に限定の話。

セット卓

たくわれ【卓割れ】雀荘システム

客の一人もしくは数人がゲームをやめて、それまで立っていた卓が成立しなくなること。

「卓が割れる」

たけちゃん【竹ちゃん】グッズの呼称

索子のこと。

タケちゃんマン

たけちゃんまん【タケちゃんマン】人物/その他

索子の混一色や清一色をやっている人。

「この牌、タケちゃんマンに通るかなぁ?」
竹ちゃん

たけなかへいぞう【竹中平蔵】諺や言い回し

筒子と萬子と字牌しか持っていないこと。
「竹なんか、無ぇゾ」ごめん。

本当にごめん。

たけふじ【武富士】グッズの呼称

索子全般のこと。

ん~、実は、こんなのアタキは使ったことも実際に聞いたこともないのだけれど、投稿者が自分の回りの二十人くらいが使っている、というので、イヤイヤながら(笑)この項目を追加しちまいました。
こうなったからには、全国の麻雀ファン、みんなで使ってメジャーな用語にせんければなりません。

♥杉山くん、情報ありがとゥ

たけやのかじ【竹屋の火事】人物/その他

「ポン」ばかりすること。

竹が焼けると「ポン」という音がするのかな?

たこ【タコ/鮹】人物/その他

上手でないこと、上手でない人、上手でない動きの総称。
つまり、ヘタクソ。

悪口の中でも市民権を得てきた言い方だが、いつの頃から使われ出したのだろう。
情報、求む。

「タコ鳴き、タコ和了り、タコな人」

たこ【タコ/蛸】基本的な用語

麻雀ダコ。右手中指の第一関節より上の内側の皮膚が固くなった状態。

何故こんなとこが固くなったのか不思議だったけど、実は、牌のカドの部分に一番多く触れているのがここなのだった。

たこやき【タコ焼き】グッズの呼称

九筒のこと。

たすき【たすき/襷】グッズの呼称

三筒のこと。

上等兵
小次郎
だんご

たたく【叩く】基本的な用語

鳴くこと。
副露行為全般を言うのではなく、副露の瞬間にだけ「**を叩く」という使い方しかされない。

卓を叩くのでなく、牌を叩くのじゃ。
チイすることよりも、ポンやカンする場合に使われることが多い言葉かな。

「生牌を叩く、場風の南を叩く、赤牌を叩く」

ただしい【正しい】人物/その他

こんな用語はありません。

初心者向けのあるサイトで字牌(じはい)の説明で「正しくはツーパイ」という記述を見つけた。三人ロンの説明でも「正しくは三家和」と書いてあった。
正しいとか正しくないとか何を基準にしているんだろう。
例えば、「私どもの団体では」あるいは「このクラブのルールにおいて」なんて前書きでもあれば、それは充分に正しい正しくない(そのグループ内の決め事として妥当性が高いという意味において)は成立するかもしれないけれど、こと麻雀用語の使い方においての正当性なんて絶対に無いと思うぞ。

たちおや【起ち親】基本的な用語

起家(チーチャ)のこと。

たちばん【立ち番】雀荘システム

フリー雀荘で、卓に付かない従業員。もしくは卓に付かない当番の人。
ホール担当者をこう呼ぶことも。

麻雀が打てるのに何故、立ち番なのか。理由は、ただの順番だから。そんな気分じゃないから、なんてことではなく、そのほとんどはアウト(給料の前借り)が一定額を超えてしまったからだ。

ホール
アウト

だついまーじゃん【脱衣麻雀】小説漫画GAME

テレビゲームの一種で、こちらが勝つと対戦相手の女の子が服を一枚ずつ脱いでくれるオプションが付いた麻雀ゲーム。

インチキなゲームは、まともな思考ルーチンを持っていず、ここぞという時にスグに役満を和了る。何度、悔しい思いをしたことか。
これで麻雀のルールを憶えた若者も多いように思う。

たっち【タッチ】基本的な用語

ある牌が二人の手中に二枚ずつある状態。持ち持ち(対死)と同じ意味。

たて【縦】基本的な用語

同一牌の重なり。対子や暗刻が多く見られる状態を「縦模様」「縦に伸びる」のように使う。
反意語は「横」。

「(手配が)縦に伸びる」

たてちん【立て清】和了役や規則

門前での清一色。

この言葉がイヤらしいなんて今まで何十年も気付かなかった。

たてる【立てる】基本的な用語

ゲームを開始する、あるいは四人の面子を揃えるという意味を持つのは「卓を立てる」。副露せずに手牌を進める、あるいは役を完成させるという場合に「門前」と同じ意味で使うことも。

「立て混(門前混一色)」「立て清(門前清一色)」という言い方はあるのに「立て対(対々和)」や「立て一通」と呼ばないのは何故だろう。あ、「メントイ」や「メンイッツウ」とも言わないな。いやいや「メンピン」はあるけど「立てピン」は無いぞ。うん、色々考えてると何らかのセオリーが発見できるか……、おいおい、マジに考えてドースルー。

立て清

だてん【打点】基本的な用語

和了りの得点。
「打点重視(の打ち方)」は得点が高くなつように手配を進めること。

たばこ【煙草】グッズの呼称

「アメリカ大陸」や「梅毒」と一緒にコロンブスが発見したもの。

今時、煙草を堂々と吸えるのは、喫茶店か雀荘くらいのもんだ、という名セリフが「ノーマーク爆牌党」にあるが、本当に喫煙者は肩身が狭い時代になった。
そんな不遇の生活を強いられている世の喫煙者をどこの雀荘も温かく迎えてくれる。レッツ、麻雀。
……だけど、そのうちに「禁煙卓」なんてできるんだろなぁ。

テンパイ煙草

だぶどら【ダブドラ】和了役や規則

一枚で二飜の価値があるドラ。
槓ドラが正規のドラと同じだった場合や、正規のドラの赤牌など。

ダブはダブルの意。なので、三飜なら「トリドラ」なんて言う奴がいそうだが、聞いたことがない。
その上は「クァドドラ」「クィンティドラ」「セクタドラ」と呼ぶようにしよう。

だぶりー【ダブリー】和了役や規則

ダブル立直のこと。

二飜だからダブルなんだろうけど、何かヘンな使い方。

ダブリー

だぶる【ダブル/ダブる/W】基本的な用語

ダブロン、ダブル役満、ダブル立直、かぶった時には「ダブった」なんて使う。

だぶるのうわぎ【ダブルの上着】グッズの呼称

六筒のこと。

ボタンの位置、ね。

だま【ダマ/黙】戦術戦略理論

副露せず、リーチをせずにテンパイしている状態。ダマ聴の略。

副露しないことを「ダマ」と呼ぶのは(たぶん)間違い。

「ダマ満、ダマハネ」
≡ ダマ聴

だまおし【ダマ押し/黙押し】戦術戦略理論

自分がダマ聴の状態で、ツッパり続けること。
ダマ突っ張り、とも。

≡ ダマ聴

だまてん【ダマ聴/黙聴】戦術戦略理論

リーチせずにテンパイしている状態。

いつでもプロポーズを受ける準備がある相手に悩んで覚悟を決めて、意を決して「結婚してくれ」と言うのは、さしずめダマ聴に満貫を振り込んだようなもの。
ダマ聴だって、雰囲気でテンパイを察知できる場合もあるのでそれが差し込みの可能性だってないとはいえないけど、チョンボはまずいよね。
相手がテンパイしているのかどうかわからないのに現物牌ばかりでオリてる気が弱い打ち手には大きなトップは取れない。大きなトップって何だぁ?

差し込み

だみあん【ダミアン】諺や言い回し

六萬六筒六索が並んだ状態。

だみーはい【ダミー牌】雀荘システム

牌の混ざりをよくするために、全自動卓の中に入れられた牌。

牌といっても表も裏もなく、ただ通常の牌の形をしたモノだ。これの背面には磁石が付いてないので、普通の牌のように山にセットされることはない。
これの有無によってどれくらい混ざりがよくなるかどうかの検証なんてーのは、用具メーカーでやってるんだよな、たぶん。その詳細なデータとか、とても興味あるんだけど、そんな情報を簡単に取り出せるようになってこそ、インターネットは本当に素敵になるのにね。

ためされてる【試されてる】諺や言い回し

一体、誰に試されてるんだろう?麻雀の神様かなぁ。
イヤァ、この言葉、普段しょっちゅう使っているだけに(博多弁では「試されとう」)、劇画「哲也」で見つけた時は嬉しかった。

たんきはおたかぜじごくまち【単騎はオタ風、地獄待ち】諺や言い回し

単騎待ちにする場合には利用価値の少ないオタ風か、使い道のない地獄待ちにしなさい。

たんきはごでまて【単騎は五で待て】諺や言い回し

単騎待ちは使い道の多い数字の「五」で待つことにより、他者からの出和了りを避けることできる、の意。

ブーマンでツモにかける際のセオリー。

たんきはしゃでまてどらでまて【単騎は西で待て、ドラで待て】諺や言い回し

単騎待ちにする場合には利用価値の少ない西か、和了った時の効果が大きいドラにしなさい。

何故、北でなくって西なんだろ?

たんきはそんき【単騎は損気】諺や言い回し

単騎待ちは損するような気がする。

だんご【だんご/団子】グッズの呼称

三筒のこと。

まぁ、そのぅ、時事ネタってことです。勿論、三兄弟から。

♥なるとさん、情報ありがとゥ
たすき
上等兵
小次郎

だんとつ【ダントツ/断トツ/断突】ゲームの進行

二位以降に大きな差のあるトップ状態。

おいおい、こいつぁ、麻雀用語って言うより普通に使われて言葉じゃないのか。
だけど反対語は(たぶん)「ダンラス」なので、もしかすると、「断然、トップ」の略から生まれた言葉かもしれんな。うん、そんな気がしてきた。
ある麻雀番組で三着と大きく離されたラス者のことを「断トツのラス」と呼んでいるのを聞き、なんかスゲー違和感を持った。「断トツ」を「ものすごい・おおきい・断然」の意味で使っているのは明らかで、おいおい「トツ」の部分はどこに行った~!

⇔ ダンラス

だんらす【ダンラス/断ラス】ゲームの進行

他者から大きく離されたラス者、ラス状態。
「断然、ラスト」の略。「ダンドベ」とも言う。

⇔ ダントツ

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