麻雀打ちの頁/雀のお宿

麻雀における正しい日本語の使い方。某テレビ番組日本語講座のパロディ、麻雀版。

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日本語講座

あの日本語講座の日本語は日本語じゃないと思う

「あなた、今、お時間はありますか」
「はい、わたくしは今、ひまです」
「何か、ご一緒に、遊びませんか」
「はい、一緒に遊びましょう」
「何をして、遊びましょうか」
「何をして、遊びましょうか」
「何をしましょうか」
「さて、何をしましょうか」
「麻雀はどうですか」
「麻雀はどうでしょう」
「それはいいですね。麻雀をしましょう」
「そうですね、そうしましょう」
「私も一緒にいいですか」
「ぼくも一緒にいいですか」
「はい、麻雀をするのには4人が必要です」
「4人で一緒に麻雀をしましょう」
「はい、そうしましょう」

参考:「お時間はありますか」→「お金は持っていますか」
参考:「私は今、ひまです」→「私はプー太郎です」
参考:「麻雀をする」→「囲む」「卓を立てる」「伝説を作る」

「これは何ですか」
「これは麻雀卓です」
「私が知っている麻雀卓とは少し違いますね」
「あなたが知っている麻雀卓とは少し違いますか」
「はい、少しだけ、違います」
「あなたが知っている麻雀卓と、この麻雀卓とは、どこが少し違いますか」
「すみません、少し違うは間違いです」
「少しも違わないのですか」
「いいえ、少しではなく、たくさん違います」
「あなたが知っている麻雀卓と、この麻雀卓とは、どこがたくさん違いますか」
「どこもかしこも違います」
「意味がわかりません」
「いろんなところが違います」
「例をあげてみてください」
「...、...。」
「何でも結構ですから、言ってみてください」
「ボタンがたくさん付いています」
「あなたが知っている麻雀卓には、ボタンが付いていないのですか」
「はい、そうです。私が知っている麻雀卓には、ボタンが付いていません」
「あなたが知っている麻雀卓は古い形式の麻雀卓かもしれませんね」
「サイコロはないのですか」
「この麻雀卓は、このボタンを押せば、サイコロの目が出ます」
「私が知っている麻雀卓は、このようなボタンはありません」
「あなたが知っている麻雀卓は、とても古い形式かもしれませんね」
「わおっ、牌が積まれて、出てきました」
「えっ、あなたが知っている麻雀卓は全自動式ではないのですか」
「なかなか、足下が暖かくなりませんね」
「あなたが知っているのは麻雀卓ではなく、それは、たぶん、こたつです」

訂正:「少し違うは間違いです」→「全然(まったく)、違います」
訂正:「どこもかしこも違います」→「全然(まったく)、違います」
参考:「例をあげてみてください」→「例えば、どこが違いますか」
推測:「それは、たぶん、こたつです」→「それは、こたつです」

「親は誰ですか」
「親は誰ですか」
「親は誰ですか」
「親は私です」
「あなたが、親です」
「はい、私が親です」
「親から、配牌を取りはじめます」
「はい、私から配牌を取りはじめます」
「ドラは何ですか」
「ドラは表示する牌をめくらなければわかりません」
「めくるのは、ここで、間違いではありませんか」
「はい、そこをめくってください」
「これは、九萬です」
「それは、九萬です」
「そうです、それは九萬です」
「ドラは、一筒です」
「いいえ、ドラは一萬です」
「そうです、ドラは一筒ではなく、一萬です」
「ドラは一枚だけですか」
「いいえ、一萬は四枚、あります」
「一萬だけでなく、どの牌も四枚、あります」
「そういう意味ではありません」
「どういう意味ですか」
「めくるのは、一枚だけですか」
...、全員、沈黙。
「あ、ドラを二枚もめくるのは、極悪サンマの場合だけです」
「それに、五筒は常にドラですよね」
「あなたは、関西人ですか」
「赤は役扱いですか」
...、/バキッ!

参考:「あなたは関西人ですか」→「お前、アホちゃうか」「何、言うてんねん」

「ヤオチュウ牌が九枚あれば、やり直しできるのですか」
「九枚ではなく九種類ですが、今日のルールでは途中流局はありません」
「今日のルールは、四風子連打や四家立直でも続行するのですね」
「ヤオチュウ牌が九種類でも、やり直しはできないのですね」
「はい、やり直しはできません。九種類あるのですか」
「え、え~っと、教えるわけにはいきません」
「そうですね、それを聞くのはルール違反です」
「すみません、聞いた私のルール違反です」
「ルール違反は、八千点の罰符を支払うのですか」
「はい、チョンボは満貫の支払い義務があります」
「ルール違反はチョンボではないのですか」
「チョンボはルール違反ではないのですか」
「チョンボは、数多くのルール違反の一部です」
「ルール違反の一部が、チョンボなわけですね」
「私が犯したルール違反はチョンボですか、チョンボではないのですか」
「チョンボとはしないことにしましょう、皆さん、どうですか」
「チョンボとはしないことにしましょう、私はその意見に賛成です」
「私も賛成です」
「あなたは当事者ですから、それを言う資格はありません」
「はい、私にはそれを言う資格はありません」
「チョンボとはしないことにしましょう」

「それは、ポンです」
「ポンの時には、『ポン』とだけ発声してください」
「『ポンです』と丁寧な言い方をしてはいけないのですか」
「はい、いけません。『チイです』も間違いです。『チイ』だけで充分です」
「丁寧な言い方をするとチョンボですか」
「いいえ、チョンボではありません」
「では、チョンボとはならない、ルール違反ですか」
「微妙な問題ですが、とにかく、丁寧な言い方をしてはいけません」
「いけない言い方を教えて下さい」
「『リーチです』や『ロンです』という言い方が悪い言い方です」
「悪くない言い方を教えて下さい」
「『リーチ』や『ロン』だけで充分です」
「日本語講座というよりもマナー講座になってしまいましたね」
「そうですね」
「すみません、根っからの性格なもので(笑)」

参考:「それはポンです」→「ポン」「パクッ」「欲しい」「それっ」
参考:「そうですね」→「そうすね」「すね」「うっし」
参考:「すみません」→「ごめんなさい」「また、やっちまったぁ」

「リーチ、...、だけでイイのでしたね」
「はい、リーチですね」
「そうです、リーチです」
ピンポ~ン、リーチィ!
「この卓もリーチを言っていますね」
「卓が言ってくれるのなら、自分で言わなくてもイイのではないですか」
「自分で言ってはいけないのではないでしょうか」
「自分で言うとチョンボとはならない、ルール違反でしょうか」
「チョンボとなるなら、立直棒は千点ではなく、八千点ということになるのでしょうか」
「親でリーチなら、一万二千点を支払うのでしょうか」
「そうだとすると、立直棒という言い方もおかしいことになりませんでしょうか」
「何を言っているのか、意味がわかりません」
「意味がわからないのは、あなたの個人的な欠陥が招いた事態です」
「そうです、わからないのはあなたの問題ですから、そんなに威張らないでください」
「もっと、恥ずかしそうに、意味がわかりません、教えて下さいと言うべきです」
「威張るのはルール違反ですか」
「チョンボです」
「そうです、チョンボです」
「私もチョンボにすべきだと思います」
もう、本当に、ワケワカメな状態になってしまった。