麻雀打ちの頁/雀のお宿

麻雀で使う専門用語の解説と能書きのあれこれ。フリー雀荘で使われる言葉を中心に、初心者は覚える必要のない多くの用語を集めて解説しています。麻雀打ちのための用語集悪魔の「か」行の麻雀用語

麻雀用語辞典

悪魔の「か」行の麻雀用語

この頁には、61 項目ある

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かいいんせい【会員制】雀荘システム

というのは嘘で、アブナイ客やヤヤコシイ客を入れさせない言い訳に使われるシステム。

かいしゃ【会社】諺や言い回し

日本に住む勤め人の多くが、雀荘以外で最も頻繁に出入りする場所。

かいたく【開拓】ゲームの進行

リーチがかかっていることを知らない、かかっていることに気付かない、かかっていることを気にしない、気にしても仕方ない、かかっていないと思っている、かかっていないと思いたい、そんな捨て牌じゃ考え立って判らない、どうせドベなのでオリに回っても仕方ない、持ち点が少ないからたぶん見逃してくれるだろう、見逃してくれるに違いない、見逃してくれよ~、たいした待ちじゃないだろう、それは振り聴リーチだ、振り聴リーチであってほしい、……そんな思考ができる人。

がいや【外野】雀荘システム

普段はあまり取り沙汰されることはなく、うるさい場合にだけ注意されるポジション。

かうんと【カウント】雀荘システム

100点棒や1000点棒が多いせいでカウントが必要なわけで、他の三人の誰も大きな点棒に「逆両」してくれなかったための結果で、この人はあまり他者に好かれていないことが伺い知れる。

かえりとん【返り東】ゲームの進行

雀荘経営者としては非常に困った事態。

かくえきていしゃ【各駅停車】ゲームの進行

全員が各駅停車状態という卓もきっとあるはずだが、それに気付く者はその卓内にはいない。

かくていてんすう【確定点数】ゲームの進行

オカというシステムが無ければ、たぶん必要のない取り決め。
確定点数なんてなくて常に最高点数の人がトップ、というルールの場合には、沈みウマに関する取り決めが複雑なことが多い。

かぞえやくまん【数え役満】和了役や規則

元々「役満」というのは、「役」だけで「満貫(充分に大きな点数)」ありますよ、という意味なので、ちまちました点数を数え上げて「役満」というのは明らかに間違った考え方である。
「数え四倍満」という言い方なら、マルだと思う。当然、役満賞なんてナシが正解。
(あ、この説明、全然、悪魔になっていないゾ)

かていまーじゃん【家庭麻雀/家庭マージャン】基本的な用語

家庭的な雰囲気で囲まれる麻雀。
家庭にも色々とある。貧困家庭、暴力家庭、保護家庭、母子家庭、父子家庭、円満家庭、優良家庭、バーチャル家庭、別居家庭(?)、……。

かねもちけんかせず【金持ち喧嘩せず】諺や言い回し

金持ちなので自分で喧嘩をせずに、使用人に喧嘩をさせること。

かべ【壁】基本的な用語

サイコロを当てる場所。

かみちゃ【上家】基本的な用語

ご飯を持つ手の方に座っている人。

かみちゃどり【上家取り】和了役や規則

持っているご飯を食べられること。

かみん【仮眠】雀荘システム

自分が牌を捨ててから自分のツモ番が廻ってくる間に眠ってしまうこと。

がめくる【ガメクる】基本的な用語

ドラ表示牌をめくるのは親の仕事なのか、その牌山の前にいる者がやるべきなのか、もめることはないだろうか。
そんな時に誰かが言う一言「親がめくる」、もしくは「前の奴がめくる」。ごめん、わからんね。

かりてん【カリテン/仮聴】ゲームの進行

もう少しで高得点を望めるのに、ついつい和了ってしまった時に使われる言い訳。

かれる【枯れる】諺や言い回し

植物が生命力を失ってしまうこと。もしくは、咲いている花が茎から離れてしまうこと。
転じて、親の早いリーチにたいしてドラ以外の現物牌がなく、仕方なくドラを手放してしまうこと。

かんきん【換金】雀荘システム

それまで何となくわかっていた自分の負け分が、明白に理解できる瞬間。

かんさき【完先】和了役や規則

テンパイした時点で完全に1飜が確定していないものは、これをいっさい認めない。
またタンヤオは門前のみの役とする。 
門前をくずしてさらす場合は、最初の行為で1飜を確定させるか、テンパイした時点で1飜役の確定しているものに限る。
最初の行為で1飜が確定せず、途中で飜牌の1飜がついた場合も、その1飜のみではアガることができない。
また、フリテンのリーチは禁止とする。
……この文章がすべての間違いの始まりなのだ。天野さんでしょ、悪いのは。

かんせん【観戦】雀荘システム

多くのプロ競技が前提としている行為。

かんぜんさきづけ【完全先付け】和了役や規則

やめろー!麻雀の本当の面白さは味わえないぞ~!

がんぱい【ガン牌/贋牌】グッズの呼称

銀次の得意技。

かんぶり【カンブリ/槓ブリ/槓振り】和了役や規則

たっぷりと脂がのった冬の日本海を代表する魚。特に氷見の寒ブリは有名。

きおくのはいし【記憶の牌姿】小説漫画GAME

今でも細々と更新されている(と思う)。

きめうち【決め打ち】戦術戦略理論

初めから決めておく打ち方。
今日は田中君と打とう、この次は煙草をふかしながら打とう、今度の親番では左手だけを使って打とう、等。

きゃくうち【客打ち】雀荘システム

お客さんを打つこと。

ぎゃくぎり【逆切り】戦術戦略理論

相手を逆ギレさせること。元々は「逆ギレさせり」と言った。

きゃくそう【客層】雀荘システム

クラブで遊ぶお客さんの層。
有閑マダム層、窓際サラリーマン層、バイト成り金の大学生層、……。

ぎゃくりょう【逆両】雀荘システム

いやぁ、今日もこんなに勝っちまって、もう手元にチップ(やカード)は置けないのよ、うわっはっはっは。

ぎゃるじゃん【ギャル雀】雀荘システム

さて、一時期のブームで終わるのか、それとも根付くのか。

きゅうしゅながれ【九種流れ/九種么九牌倒牌】和了役や規則

国士無双の三向聴。有効牌四種類の内、たった三枚だけ持ってくれば役満を聴牌できるというチャンス手。

きるくる【切る来る】ゲームの進行

本当は切ったから来たわけではない。来る牌を切っただけのことだ。

くいかえ【喰い替え】戦術戦略理論

いったん、副露した牌を取り替える行為。
普通の五筒をチイした後で、次巡以降に上家から捨てられた五筒赤と交換する、など。ドラ以外には、三色同順や一気通貫、チャンタやタンヤオ等の役と絡めることが多い。

くいさがる【喰い下がる】ゲームの進行

さっきの和了り方に対して、しつこく文句を言い続けること。

くいしんぼう【食いしん坊】諺や言い回し

喰いを辛抱すること。もしくは心房を喰ってしまうこと。

くいなおし【喰い直し】戦術戦略理論

途中まで進んでいた食事を最初からやり直す行為。
オーダーしたのとは違う前菜が出されたのに気付かなかった場合や、ただたんにもう一度同じメニューを食したい場合などがある。
たまに、マクドナルドの後にモスバーガーに行く時などにも使われるが、少し意味合いが違うように思う。

くうせき【空席】人物/その他

サンマは三人でやるよりも四人でやる方がずっと面白い、にも関わらず空席がある状態というのは、何かが間違っている。

ぐうぜんやく【偶然役】和了役や規則

偶然にできた役のこと。
ロンと言って倒牌した後によくよく牌を並べ直したら、一気通貫ができていたり、チャンタだったりすること。

くうぽん【空ポン/空碰】基本的な用語

この手は絶対に和了ることができる(早い巡目で多門張等)時に、場をなごませるために、他人が捨てる牌のすべてに対して「ポン」と言い続けると面白い。
どうせ、罰符は自分のものだ。
それに吊られて、他の誰かも空ポンしてくれると儲けもの。

ぐけい【愚形】戦術戦略理論

愚かな形。
反対は賢い形。

くさる【腐る/クサる】戦術戦略理論

きっと打ち手として成長してきたら、クサることなんてなくなるのだろうけど、アタキ的には、ウタったりクサったりする方が麻雀は楽しいと思うんだ。
「何で、この三門張が負けるんだよぉ」だとか「こんなラス牌、持ってくるなんてツイてねー」だとか。

くま【熊】人物/その他

この語感からは、ヒゲ面の中年男を想起させるが、実際の所、そんな奴もいるにはいるが、若くて細面の大人しそうな熊だってたくさんいる。
でも、今どき麻雀だけで食える奴は相当に珍しい。

くらぶ【クラブ/倶楽部】雀荘システム

このサイトでは雀荘のことをできるかぎり「クラブ」と呼ぶようにしているが、これは「麻雀クラブ」という言い方からだ。決して一般的じゃないけど、何だかレトロっぽくて好きな言い方。

くろ【黒】雀荘システム

黒字。
普通の計算=クラブを出る際の持ち金ークラブに入った時点の持ち金。
弱者の計算=クラブを出る際の持ち金ークラブに入った時点の持ち金+クラブでの飲食代ークラブにアウトした額。
強者の計算=クラブを出る際の持ち金ークラブに入った時点の持ち金ークラブに居た時間で麻雀以外で稼ぐことができたであろう金額ー大勝ちしたために次回には自分と同卓に付くのを嫌がる可能性のあるカモから将来獲得することのできた筈の金額ー自分の消費エネルギー。

けいしきてんぱい【形式聴牌】和了役や規則

形式にのっとった聴牌、もしくは形式的な聴牌。

げいしゃ【芸者】基本的な用語

ドラのことを芸者と呼ぶのは、芸者が「左手で着物の裾を軽くめくる」ことと「ドラをめくる」こととの相関から(右手でチラリはできん)。
だから、ドラ表示牌は左手でめくるのが正式な作法なのだ。

けつえきがた【血液型】戦術戦略理論

血液型。←説明になっとらん。

けんこうまあじゃん【健康麻雀】人物/その他

健康的に行われる麻雀、健康増進を目的とした麻雀、健康な者だけで囲まれる麻雀、健康をスローガンにした麻雀、健康食を食べながらの麻雀、健康体操の後に行われる麻雀、……等。
「健康」という言葉は、「環境」や「教育」と同様に、なかなかツッコミしにくいキーワードなので、何に付けてもそれなりの言い方ができる。健康SM、健康博打、健康暴力団、健康不正受給、健康汚職、健康戦争、健康拉致、健康詐欺、健康強盗、健康強姦、健康インサイダー取り引き、健康誘拐、健康無差別殺人、健康ストーカー、健康迷惑メール、健康親の心子知らず、健康親知らず、健康虫歯、健康インフルエンザ、健康白血病、健康切れ痔、健康ウオの目、健康入院、健康患者、健康手術、健康手術失敗、健康手術失敗後の経過が悪くて症状悪化、健康手術失敗後の経過が悪くて症状悪化がさらに進行してとうとう危篤、……合掌。

げんぶつ【現物】グッズの呼称

架空でなく本当に存在する牌のこと。
「十六万」や「ゼロ筒」や「赤(字牌)」などは架空の牌である。

こうけい【好形】戦術戦略理論

好い形、もしくは好きな形。
最近では、万人に好かれる形のこともこう呼ばれることが多くなった。

こうしゃく【講釈】戦術戦略理論

この説明文。

こうつうじこ【交通事故】諺や言い回し

交通機関における事故。広義には、船舶や航空も含むが、一般には道路上での事故を指すことが多い。
車を運転しながら麻雀を打つと交通事故を起こす可能性が高い。

こーるど【コールド】和了役や規則

あまりに得点差が付きすぎて、他の三人の気持ちが凍りつくことから、コールドと呼ばれる。

こくさいあんぜんぱい【国際安全牌】諺や言い回し

国際的に安全を保証された牌、もしくは誰の目にも安全であることが明白な牌。
「安全」と字が書かれただけの牌はただの「安全牌」であるが、その「安全」の文字の横に「Safety」等とあれば国際安全牌であることが多い。

こくしむそう【国士無双】和了役や規則

秦末期から前漢初期に活躍した中国の将軍「韓信」のことを指して言われた。

こし【腰】基本的な用語

腰はあらゆる競技の基本。
麻雀でも、腰の使い方一つによって勝負が左右されることがよくある。

こじきまーじゃん【乞食麻雀】諺や言い回し

食べ物を乞う麻雀。
麻雀しながら、出前の注文をやったり「UFO、作って~!」などと言うのは、乞食麻雀。

こたつ【こたつ/炬燵】グッズの呼称

やっぱ、全自動でなきゃやってられません。
家電メーカーと卓メーカーが協力して、究極の麻雀こたつを製作してほしい。
オプションとして、煙草の煙りを何とかしてくれたり、乾燥対策にも気を使っていただきたい。

こてがえし【小手返し】戦術戦略理論

麻雀以外での用法を調べてみた所、合気道の技の一つであることが判った。
個人的には「日本料理の究極の包丁捌き」や「株式取り引きで用いられる業界用語」であることを期待していたのに残念だ。

ごりょう【五両】雀荘システム

最初耳にした時は何のことだか判らなかった。
行為を見て、スグに理解したが、この語感、チト不思議。

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