麻雀打ちの頁/雀のお宿

麻雀から生まれて一般生活に使われるようになったいくつかの言葉と言い回しの一覧とその説明。実は元々、麻雀用語だったという言葉はこんなにたくさんあります。

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麻雀から派生した一般用語

麻雀から派生した一般用語

マージャンを楽しんだからこそ、今ある、日本語のいくつか

元々は麻雀の専門用語や麻雀をやっている時にだけ使用されていた言葉だったのに、今では麻雀以外でもよく使われるようになった一般用語の数々です。
麻雀用語としての基本的な意味の簡単な説明の後に、一般用語としての使われ方を述べています。

一般用語でないディープな麻雀用語(フリー雀荘や仲間内で使われるような専門的な言葉)は本カテゴリー[辞林]の50音索引の各ページを参照してください。
[辞林]に掲載している用語はどれも麻雀初心者には理解しづらいかもしれません。初心者の方は、よそのサイトで基本的な意味を覚えた後に、よかったらまたココへおいでください。お待ちしています。

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あがってなんぼ【和了ってナンボ】

格言「麻雀は和了ってナンボ」より。
小さな得点であっても得点しないよりは良い。

どんな結果であれ、何もしないよりはいくらかはマシである、の意。
勝負は下駄を履くまでわからない、という意味の場合は、ゴルフ用語からの転用。

ありあり【アリアリ】

元はルールの一つ。喰い断ヤオや選択和了りを許可する一般的なルール。
転じてフリー雀荘で、砂糖とミルクが両方入ったコーヒー(砂糖アリ&ミルクアリ)を注文する際にも使われるようになった。

雀荘での注文のされ方が一般にも広まった。
反意語は、ナシナシ(=ブラックコーヒー)だが、ミルクを入れずに砂糖だけを入れるような場合の特別な言い方は存在しない。

「コーヒーはアリアリでよろしく~」

あんぜんぱい【安全牌】

誰にもロンを宣言されることのない牌。危険でない牌。反対語は「危険牌」。

転じて、箸にも棒にもかからぬような些細な事柄。あるいは誰にも相手にされないこと、誰からも脅威を感じられることのない無難な人。

「昨晩は一緒に遅くまで飲んだけど、彼は安全牌だから大丈夫」

あんぱい【安牌】

安全牌に同じ。

「あの物件は安牌だから、新人にでも任せておけ」

いっきつうかん【一気通貫】

麻雀の役の一つで、ある種類の数を1から9まですべて揃える役。

一通りのモノをすべて揃えること、初めから終わりまで一通り揃っている状態。
物事の最初から最後まで一貫したサービスが可能であること。車マニアの間では、免許証のすべての枠欄を埋めるように免許を取得していること。

「現状分析から改良提案、実装、フィードバックまで一気通貫でご任用ください」

おーらす【オーラス】

麻雀の最後の戦いの場である南場四局を表す、オールラストの略。

転じて、物事の最終局面、あるいは最後の踏ん張り所を指す。

「オーラスを迎える/遂に、オーラスになった」

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がめる【がめる】

大きく勝とうとしてドラや必要牌を貪欲に掻き集めること。

恥も外聞もなく、あるいは世間の目や風評を気にせずにモノを集める行為。がめくる。

たくわれ【卓割れ】

麻雀ゲームの必要なメンバー(通常は4人)が揃わなくなり、ゲームが続行できなくなった状態。

転じて、必要な人間が席を外したことによりある集まりが継続できないこと。

だま【ダマ/黙】

聴牌(テンパイ)してもリーチしない「ダマ聴(だまてん)」を略した「ダマ」から。

内緒や秘密にしておくこと。もしくは、公にしないこと。
元々は「黙る」という言葉からきているので麻雀用語からというのは違うのでは、という意見もあるが、麻雀以外で「ダマ」という言い方はしていなかったので、やはり麻雀用語から、というのが正解でしょう。

「例の件は、ダマにしておく」

だまてん【ダマ聴/黙聴】

聴牌(テンパイ)してもリーチしない状態。自分がアガリに近いことを他者へ知らせないための戦略。

内緒や秘密にしておくこと。もしくは、公にしないこと。
ということで「ダマ」と同じ使い方をしますが、こちらは省略せずに麻雀用語のままの使い方。

「二人の関係は当分の間、ダマ聴にしておこう」

たんきまち【単騎待ち】

一つの牌で、もう一つの牌を待っている形。
麻雀では効率が決して良くはないが、よく見られる形。

一人で誰かを持つこと。もしくは、集合場所に先に行って他の人達が来るのを待っていること。

「単騎待ちが長いと淋しいので、早く戻ってきてください」

だんとつ【断トツ】

断然トップの略。他者を大きく引き離した得点での大勝ち状態。反対は「断ラス」。

周囲の誰より明らかに抜きん出ていること。一人だけ周囲を大きく引き離した揺るぎない勝利のこと。

「今度の昇進試験、A君がブッチギリの断トツだった」

だんらす【断ラス】

断然ラストの略。他者から大きく引き離れた得点での大負け状態。反対は「断トツ」。

周囲の誰より明らかに劣っていること。一人だけ周囲から大きく引き離された最下位。

「このチームの今季断ラスは、お前だ」

ちょんぼ【チョンボ/冲和/錯和】

麻雀では元々、間違ったアガリ(規則上認められないアガリ)を指していた。それが発展して間違い行為全般(あらゆる規則違反)をチョンボと言うようになった。
さらには(規則違反以外でも)ちょっとした失敗や選択ミスを言うようにもなった。

間違い、失態、失敗、規則違反。

「会議での課長の発言、チョンボ気味だったよなぁ」

てつ…【徹…】

徹夜で麻雀することを「徹マン」と言う。

夜通し一つのことを延々と続けることを「徹…」と呼ぶようになった。

「徹カラ(カラオケ)/徹ジャム(セッション)」

てんぱる【テンパる/聴牌る】

聴牌(テンパイ)はアガリの一つ手前の状態。テンパるとは、その状態になること(=テンパイになること)。

最終目的であるアガリを目前にして、緊張したり手が詰まったり必要以上に思慮深くなり過ぎることから、一般用語では、平常心が保てない状態、あわてふためく様等を言う。
たまに、「ハイになる」等のクスリ用語と同義としても使う。

「奴はテンパったまま、何もできなくなった」

といめん【対面】

4人で行う麻雀では、自分の右側の人を「下家(しもちゃ)」、左側を「上家(かみちゃ)」、正面を「対面(といめん)」と言う。

真向かいの席の人。

「そんな所でこそこそしないで、アタシの対面に座りなさい」

とおし【通し】

捨てた牌が他者の当たり牌でないこと。あるいは、捨てた牌が当たり牌とはならなかった状態。
「通す」は捨てられた牌を素通りして次に進むこと、「通さない」はその牌がロンなので勝負は決した、という意味。

転じて、(各種RPG等で)呪文や攻撃や奇跡が有効であるような状態。
本来の意味からすると逆じゃないかとも思えるが…。

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ながれる【流れる】

元は荘家(親)が流れる(=輪荘)こと、あるいは勝負が決まらずに局が終了する(=流局)こと。

転じて、チャンス状態をモノにできずに通常の状態に帰してしまうこと。あるいは、特別な出来事が期待されたにも関わらず何も起きなかったような状態を指す。
パチンコやスロットでフィーバー状態が終わった時にも使う。

「最後の踏ん張り所だったのにスグに流してしまった」

なしなし【ナシナシ】

元はルールの一つ。喰い断ヤオや選択和了りができないローカルなルール。
転じてフリー雀荘で、砂糖もミルクも入っていないコーヒー(砂糖ナシ&ミルクナシ)を注文する際にも使われるようになった。

雀荘での注文のされ方が一般にも広まった。
反意語は、アリアリだが、ミルクだけで砂糖を入れないような場合の特別な言い方は存在しない。

「コーヒーはナシナシでよろしく~」

のーほーら【ノーホーラ/ノー和了】

まだ、アガっていない状態。もしくは一度もアガることができなかったこと。

目に見える成果や誰もが認める結果が出ていない様子。
パチンコやスロットで、一度も当たりが来なかった状態。

「部署を異動してからのA君は、今季、ノーホーラだ」

ぱいぱん【白板】

麻雀牌の一つで何も描かれていない牌「白(ハク)」の正式な名称。

無毛の女性器、あるいはそのような体質を持つ女性。
人為的に無毛状態にした場合にも使う。

ひらうち【平打ち】

イカサマを使わずに普通に麻雀を打つこと。

転じて、特殊な手法を用いずに、正攻法で事にあたること。
パチンコ用語として、体感機やプログラムバグなどを利用せずに、釘の読み等でのみ正攻法で打つやり方。

めんつ【面子】

元は和了を構成するために必要な牌の組み合わせの単位。
それが発展して、麻雀ゲームを行うために必要なメンバー構成。

あるグループに集う参加者一人一人のこと。

「面子が全員揃ったので、ここで乾杯しよう」

むすじ【無筋】

元の意味は、敵に当たらないという理由が一切無い牌を捨てて勝負に出ること。

転じて、根拠の無い勝負手/誰も本命視していないにも関わらずあえてその選択を採択すること。

「あの社のプレゼンのコンセプトは無筋を攻めたなぁ」

やきとり【焼き鳥】

一度もアガることができていない状況。もしくはアガることのできなかった打ち手。

転じて、会議で発言の無かった人や、ある期間、一度も脚光を浴びることがなかったような状態を言う。

「今度の定例会議では、脱、焼き鳥を目指します」

らすまえ【ラス前】

オーラスの1つ前、つまり南場三局。

最終場面の直前である状態。切迫していたり、極度の緊張を強いられている事態であることが多い。
締め切り日や期限日の前日であることも。

「納品チェックはラス前に終わらせるように」

りーち【リーチ/立直】

大当たりの一つ手前の状態、もしくはそのような状態であることを宣言する行為。

達成されるべき状態に、もう一歩で手が届く場合に使う。
もしくは、やるべきことは全てやった(=人事を尽くした)ので後は運任せのような事態。

「リーチ!」「リーチがかかる」「リーチをかける」「リーチに向かう」

りゃんめん【両面】

麻雀では2種類の牌を待っていることを「両面待ち(りゃんめんマチ)」と言う。

一般用語で両面の文字がある言葉を「りょうめん」と呼ばすに「りゃんめん」と呼ぶ。

「両面テープ」「両面コピー」「両面印刷」

れんちゃん【連荘】

元の意味は、荘家(親)が連続すること。

転じて、同じことが続けて起こること。
何度も続く場合には「連荘が続く」のように使う。

「三日連荘で徹夜した」「フィーバー5連荘」

わんちゃん【ワンチャン】

ワンチャンスを短くした言葉。ワンチャンスとは、ある牌がロン牌である場合があること。

実現不可能に見えても、実はまだ可能性がある状態。完全には否定できない状況。
元々の麻雀用語では悪いことが起こる確率を言う場合が多いが、一般用語では良いことが起こる確率の場合にも使う。

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