ごあんない【ご案内/御案内】雀荘システム
客を卓に着かせること。
「ご新規さん、三番卓へご案内お願いしまーす!」
こうけい【好形】戦術戦略理論
良い(手牌の)形。もしくは、簡単にスグにでも和了れそうなテンパイ形。
こうじちゅう【工事中】諺や言い回し
牌を崩してしまったビクトリィ状態を懸命に復旧させている時に使う言葉。
♥Mikiさん、情報ありがとゥ
ビクトリィ
こうしゃく【講釈】戦術戦略理論
局が終わった後に、自分の打ち回しや他人の捨て牌について、あれこれと批評すること。
他のゲームでは、上達するための一番の近道なのだが麻雀では、かなり嫌われることの一つ。自分を上級者と思っている中級レベルの打ち手によく見られる生態。
はっ、ドキッ。
んで、この[辞林]の説明の途中に空行が入っている用語がある(この項目もそうだ)。こんな時は前の文章がちゃんとした説明文で、後半の文章がアタキの講釈である。
空行が入ってない用語は、説明文か講釈のどちらかしかないというワケ。
「講釈をタレる」
こうつうじこ【交通事故】諺や言い回し
早い巡目に大きな手、しかも闇聴に放銃すること。
闇聴に振り込んだら、何でもかんでも交通事故で済ますような打ち手は、無免許運転。
こーふぉん【客風】和了役や規則
役名の客風三刻(コーフォンサンコー)の時以外は、あまり使わなくなったなぁ。
って、アタキの周りだけ?
ごーるでんめんつ【ゴールデン面子】ゲームの進行
ドラや赤ドラ、あるいは槓ドラ等を複数含んだ順子面子。
ドラがの時にを使って、嵌四筒をチイしたりすると、「ゴールデン面子をさらした」などと言われる。
こーるど【コールド】和了役や規則
対局者内の誰か一人の持ち点が一定の点数に達したら、半荘を終了とするルール。またはそうなった状態。
野球のコールドゲームから。テッペンと同じ。
元々、ブーマン由来の発想。
コールドという言い方だと、「こんなに大差が付いたんだからこの半荘は終わりにしよう」といった結果的なニュアンスだが、テッペンというと「そこまでの差を付けるように目指すゼ」「そんな状態にはさせるか、テッペン阻止」みたいに積極的に狙いにいくイメージがある。
こく【こく】基本的な用語
動詞。麻雀をすること。
「さあ、もう半荘、こくゼ」
♥御大さん、情報ありがとゥ
こくさいあんぜんぱい【国際安全牌】諺や言い回し
全員にとっての安全牌。
なんで、国際なんだぁ?
こくしむそう【国士無双】和了役や規則
七対子以上に、狙いを定めてからでないと聴牌しにくい役。
また、すべての役満の中で、もっとも簡単に完成する役。という意味では、一番おとくな役満なわけだ。
七対子と国士無双はちゃんとした役なんだけど、いわゆる面子とは無関係だ。
国士無双を狙う局面が多い打ち手は、どこかが壊れている奴だ、と誰かが言ってた。うん、アタキはかなり多い方だろう。途中流局で輪荘するルールでのトップ目でもない限り、もう十年以上、九種倒牌したことがない。他人が流すのを見る度に「あぁ、もったいない」「あぁ、助かった~」って思ってる。
こくてつまーく【国鉄マーク】グッズの呼称
のこと。
って言っても、実際の国鉄マークがこんなのだったなんて知らない。
こくむ【コクム】和了役や規則
国士無双のこと。
こし【腰】基本的な用語
他人の捨て牌に(無言で)つい反応してしまうこと。
鳴きそうな素振り。
「腰が重い」「腰が軽い」という場合には、前者は門前派、後者は仕掛け派という意味。
腰を使った牌については見せ牌(見え牌)と同様にその近辺ではあがってはいけない、というルールが古くからある。でもねぇ、どんな動きが腰なのか誰も明確に定義出来ない以上、こんなこと言ってもねぇ。
「腰を使う、腰が入る」
見せ牌
こじきまーじゃん【乞食麻雀】諺や言い回し
得点が低い和了りばかりの麻雀。ルンペン麻雀とも。
ごしゃごにゅう【五捨五入】基本的な用語
数の丸め方式の一つ。
端数が5の場合に、その上の位が偶数になるように丸める。
例えば十の位で丸めるとして、0~5は0、6~14は10、15~25は20、26~34は30。
麻雀では持ち点が●●500 点の時の処理。
持ち点で丸めても、得失点で丸めても良い。例えば「28500 点持ち」の場合、持ち点で丸めると 28000 で、得失点は「-1500」は -2000 のように同じ結果となる。
ごしゃろくにゅう【五捨六入】和了役や規則
「四捨五入」じゃなくって「五捨六入」。500点なら切り捨てて、600点なら切り上げる丸め方式。
この方式は麻雀の精算でしか使われないだろうから(あるいはほとんどの場合が麻雀だろうから)麻雀用語と断定しても良いと思う。しかし、残念なことに最近は少なくなってるやり方でもある。何が残念なのかは不明。
それにしても前々から疑問に思ってたんだけど何故、1000点を「1」という単位で清算するんだろう?
十点や一万点が「1」でもイイような気もするし一番わかりやすいのは勿論、1点が「1」だし、都合上スッキリしてそうなのは100点が「1」だ。
世の中には「五捨五入」や「二捨三入」ってーのもあって、どちらも慣れると納得の精算方式だ。どんな計算をするかは、ここに書くスペースがないので書かない。としていたが、要望があったのでそれぞれ項目を追加した。
ごじゅっぷいーはん【50符一飜】和了役や規則
七対子の和了点数のこと。
だけど、変だゼ。
七対子は100符ベースだから、飜とか符とか無関係だゼ。
誰かこの間違えを修正してくれなきゃ、若者が皆、信じ込んじゃうゼ。中には「25符二飜」なんて説明まで出てくる始末、もう、お手上げだゼ~!
ってな事、言ってる癖に『雀のお宿:Bルール』でも「25符」と説明してる……。
こじろう【小次郎】グッズの呼称
のこと(だと思う)。
何でこんな言い方するのかわからないし、字も「小次郎」で合ってるのかどうか、自信ありません。
……で、やっぱ「佐々木小次郎」からだそうだ。エラく長い刀を背中に担いでいたので三筒みたいなシルエットだったらしい。
こそてん【コソ聴】ゲームの進行
聴牌していてリーチしていない状態。
こっそり聴牌。
ダマ聴や闇聴と同義。
こたつ【こたつ/炬燵】グッズの呼称
こたつのテーブルの裏面は、麻雀を続けても目が疲れないようにとの配慮から緑色になっているらしい。
まさか、そんなぁ、と思っていたけど、電気こたつが普及したのは第何次だかの麻雀ブームと重なっているらしくあながち眉唾な話でもなさそうだ。だけど、長いこと使ってると卓の表面がするきれてボロボロになってくる。
何とかしてくれ、電気メーカー。あ、勿論、淵を高くするのも忘れずにね。
ごっつぁんとっぷ【ごっつぁんトップ】ゲームの進行
たいして期待もしていなかったのにオーラスでかけたショボいリーチにトップ目が一発で高目を振り込んでくれたおかげで取れたトップ。あるいは、ダンラスの四着目のお化け手にトップが振り込んだせいでころがりこんできたトップ。
タナボタトップと同じ。
こてがえし【小手返し】戦術戦略理論
ツモってきた牌と元からある牌を素早く入れ替える行為。
「素早く」という点がミソで、ゆっくり入れ替えるのは小手返しとは言わずに、そりゃ理牌の一部に過ぎない(笑)。
小島武夫なんていまだに静かに四枚くらい飛ばしてしまうのでスゴイと本当に思う(マジ)。
一枚しか飛ばせない奴だと音を聞いていれば、手出しかそうでないかはわかってしまう。音が奇数回なら手出し、偶数回ならツモ切りなのだ。
ごとし【ゴト師】人物/その他
不正な行為を生業としている人。
「ゴト」は仕事のこと。
ことわりふだ【断り札】グッズの呼称
入店を断る旨を明示するために遊技場一般に貼ってある文章の札。
麻雀店では、未成年者、泥酔者の入店を断ってあるのが一般的。地域や店によっては暴力団関係者や同業者を断っていることもある。
同業者の入店お断りを初めて見た時には、そこの店長に食らいついたぜ。
ごばら【五バラ】雀荘システム
千円を五百円に両替えすること。
五にバラす、の略。
「五バラ、お願いしま~す」
五両
ごびあがり【語尾上がり】人物/その他
数年前にファッション業界の女性達を中心に広まった独特の会話方法で、どんな言葉も、語尾のイントネーションを上げて、相手に何かを確認するような喋り方。
若い女性だけが使ってるうちは何んにも気にならなかったが最近はフリー雀荘で男性までが使うようになって、アタキはめちゃ不愉快。
「リーチぃ?」「メンタン一発ぅ?」「満貫ん?」質問してるわけじゃないのに、何故「?」なんだぁ?
ごひゃくてんぼう【五百点棒】グッズの呼称
五百点の点棒(何だぁ)。
うみゅ~、五百点棒が無い場合が時々あるけど百点棒だけでやり取りするのはメンドーなのです。
早く五百点棒を採用してください、お願いです。
昔は無かったし、今でも普通に売ってる牌セットには無いことの方が多い。
ごみ【ゴミ】ゲームの進行
散家で30符一飜の手を自摸和了りした際に受け取る点数。
300点500点から。
転じて、ノミ手のことをゴミということもあるが、「清一色ノミ」や「小三元ノミ」のような手のことを言ってはいけない。
こみちゃら【込みチャラ】雀荘システム
ゲーム代込みでチャラ、を略した言い方。
次回のゲーム代を払ってもらえば、自分の浮き分はそれで相殺されますよ、という時に使う。二着がトップ者に言う場合がほとんど。
まぁ、よほど、気心の知れた関係でないと、気安く言える言葉じゃない。マナー的にはイイとはいえません。
ごりょう【五両】雀荘システム
五百円を指す場合と五バラを指す場合がある。
祝儀の単位が五百円のクラブで和了りの時に言う場合は前者のことだが、その後に店のメンバーの大声で叫ぶ場合は後者のことだ。
ごるふのれんしゅうじょう【ゴルフの練習場】諺や言い回し
放銃の多い人、放銃の多い卓、放銃の多い展開。
打ちっぱなし。
ころ【~コロ】基本的な用語
イチコロ、ニコロ、サンコロのコロ。
イチコロという場合には、「いっぺんに殺した」だろうけど、ニコロ/サンコロの場合は「二人殺した/三人殺した」という意味だ。もちろん本当に殺したわけじゃなく、沈めたというのが正解。
サンコロは中国語で「サンカン」という言葉があるので、昔から、一人勝ち状態のことはそれなりの価値を持っていたんだろうと思われる。
♥Mikiさん、情報ありがとゥ
ごろごろばった【ゴロゴロバッタ】戦術戦略理論
数牌の5と6での双ポン待ち。やの状態。
♥二階堂亜樹さん、情報ありがとゥ
バッタ
ごろち【ゴロチ/五六七】諺や言い回し
数の5と6と7。「ゴロッチ」とも。
こんちゃん【こんちゃん】人物/その他
本名、今野●己。池袋の某クラブの元メンで、現在はカタギのサラリーマン。
世界で一番充実している麻雀用語集の編集者(http://www.geocities.co.jp/Playtown-Denei/5222/)。
がははは、ついに入れちまった~。