麻雀打ちの頁/雀のお宿

Mリーグ発足に際して発表された公式ルールについて思うところ、細かなツッコミ。ルール表というよりも競技規定としての細則には一般愛好者やフリー雀荘が参考にすべき点が数多くある。Mリーグ公式ルールの要諦。

公開

Mリーグ公式ルール考

これが標準になるのか?本当か?

広告

ついさっき(笑)発表された「Mリーグ公式ルール」へのツッコミ。
純粋な競技規則というよりも大会の運営規定としてもよく考えられているルールだと感じた。

M.League

アタキはMリーグにはワクワクドキドキしている身なので、基本、何でもOK的な立場だがいくつか気になった点をまとめておこうと思う。
運営さんが勝手に参考にしてもらえるとありがたい。

以下はあくまで、2018年10月1日に発表された内容についてのものである。
一部脱字や記号の誤記、漢字の不統一等が見受けられるが、そんなことはどーでもよろしいので言及していない。

Mリーグの公式戦ルール(Mリーグ公式サイト・Mリーグ公式とは)

第1章 競技の基本

章全体

麻雀牌の「計二式を用いて」って、不測の事態で「三式」目が必要になることってあると思うし、そもそもそんなこと現在の自動卓の技術的制限に依るものなのでわざわざ言及する必要はないように思うが、軽~く流しておこう。

なぜ、「自動配牌機能を用いる」ことをここで明言するのだろう。不要だと思う。
同様に、点数表示機能や本場表示機能も言わなくちゃいけなくなるのではないか。 さらには、ユニフォーム着用みたいな話はどうなのかな、とも思ってしまう。
バランス的にも、「第5条 配牌」は削除すべきと考える。

公式大会ならではの「審判」の存在とその権限を明確にしている。
まぁ、良し。

第2章 手牌・王牌・海底牌・河底牌・嶺上牌・懸賞牌

第6条 懸賞牌(ドラ)

赤ドラの採用について、アタキの周囲の何人かがああだこうだ言っているが、いいんじゃないでしょうか。
「本ドラ」という用語を初めて知った。

「1−3全てのドラは1枚につき1翻とし」は、「1−4全てのドラは1枚につき1翻とし」の間違いですね。

第3章 競技の進行

第2条 競技の開始および終了

だから「麻雀牌二式の内、一式を自動卓内に…」は要らないどころか、…。
「スタートボタンを押した時点」というのが???。

ドボンの不採用、点棒が足りなくなったら卓外から一定単位で補充。明確で嬉しい。

第3条 洗牌および築牌

「洗牌は行わない」初めて聞いた!こんなのを待っていた!素晴らしい!

第4条 開門と配牌

「自動配牌」「自動開門」「自動ドラ表示」の機種を使うことを前提としているものの、それがトラブった場合の対処についても言及してある。
機種を限定することには競技以外の運営面での戦略があるのかなぁとは想像するが、ここに掲げてある以外のトラブルもあるし、そもそも最後に「不測の事態が起きた場合は」ってあるので、そこまで細かく決めなくても、ってな気もする。

第6条から第10条

第6条から第10条までそれぞれ、取牌行為、摸打、自摸、打、捨て牌に関する記載で、大変明確で細部に心配りを感じる。素敵。
特に「みだりに捨て牌に触れてはならない」は、本サイト内の[雑録]「マナーの色々」にも入れるべきだ。

第11条 流局と聴牌

途中流局は一切ナシ。
聴牌判断の有効牌の有無は、自分の手配と副露牌のみ鑑みる。

第13条 積み場

「積み場の表示は、卓中央部のデジタル表示のみ」って、その表示部が故障した場合はどうするんだろう?って、ここまで書く必要あるのかなぁ。

第4章 競技の詳細

第5条 槓(カン)

「リーチ後の暗槓は面子構成の変わらない暗槓なら可能(役の増減は問わない) 」ということは、[放言]「立直後の暗槓」の「例E」までOKという意味だと思われる。
いや、もしかして「九蓮宝燈の場合は、手配全体を面子構成と考える」のか。実際にこう主張する人も多い(バビィこと馬場裕一プロ等)。

「いかなる場合でも、暗カンのチャンカンは成立しない。」の言いたいことはわかる(国士無双でもロンできない)けど、そもそも搶槓の定義をしっかりすれば済むこと。

第6条 副露牌および副露法

対面からの大明槓時の副露法が、本サイト内の[雑録]「マナーの色々」の方法とは違う。
う~ん、なかなか広まんないなぁ(ボヤキに過ぎませんので無視してください)。

第8条 立直(リーチ)

ここでも「リーチ後の暗槓」についての言及があるが、第5条とニュアンスが微妙に違うのが気にかかる。

第5章 アガリ

章全体

「ツモ牌(アガリ牌)を手牌に加えてからの 和了宣言もアガリとして認められるが」の文章があることにより、天和・地和の際にも正々堂々とツモ宣言できる。

「対局者全員がアガリを確認するまでは、手牌、捨て牌 および壁牌を崩さないこと」誠に素晴らしい。
対局者全員が確認できたかどうかは、なんとなく察するのかもしれない…。

第6章 計算(収支および得点)

章全体

この順位点(25000持ちの30000返し・10/30のウマ)はアタキは個人的に大好きだ。
大好きな理由はいずれ別の放言で明らかにしたい。

供託リーチ棒の扱いについて同点トップ者がいた場合の措置について言及してあるのはとても良い。
ただ、2000点を3人で分ける場合は、700・700・600 がよろしいのではないでしょうか?

連風牌の雀頭も2符だというのはわかった。単騎待ちも2符で、ツモ符は(門前平和以外は)常に2符ということなので、三元牌の単騎待ちをツモると6符ということになる。これで問題ないよね?
違うのならば「単騎ツモは常に4符」の文言が入るべき。

第7章 罰則

章全体

どの章もそうだが、この章は特によくできてる(巷に参考資料は多いし)。
審判、イエローカード等について今の時点で特に思うところはない。

第9章 アガリ役

章全体

漢字は難しいね。
二翻役に「全帯么九」とあって、アラと思うと、三翻役には「純全帯么九」と書いてあった。なら二翻役は「混全帯么九」でしょう。

人和なんて認めません。はい。

全体を通して…

大変、よくまとまっているなぁと感じた。
一本場が 300点なこと以外は(笑、アタキは場センゴ推進派だ!)誰もが、巷のフリー雀荘で経験することのできる、極めて普通のルール。
巷のルールについて、競技性が損なわれるだとか、射幸心を煽りすぎてるとかいう意見もあるけど、アタキの感想としては、長い年月と多くのプレイヤーの経験によって磨かれてきたモノだと考えているので、そんなに邪険にすることなく、じゃんじゃん取り入れていくべきと考えている。

Mリーグがもっともっと認知されて。人気が高まって、いろんな雀荘や個人グループが「Mリーグのルールで囲もう」みたいになると、これまでなかなかできなかった本当の意味での統一ルールが完成するかもしれない。
選手も運営もサポーター企業も、みんな頑張れ!

広告